家を高く売却したいならマイソク(図面)の良し悪しは重要

不動産を売却するときには、購入検討者を集客する必要があります。集客する方法は基本的には、広告宣伝による認知活動を行うことです。

中古物件の売却において、その広告宣伝で最も重要になるのが、マイソクと呼ばれる広告物になります。そのマイソクの良し悪しが、不動産売却の大事なカギを握っているので、マイソクの作成には力を入れましょう。

マイソクとは?

そもそも、マイソクとは中古物件を売却するときの、基本となる広告物のことを指します。マイソクはぺら1枚の広告物であり、以下のような項目が記載されています。

  • 図面
  • 室内や外観が画像
  • 地図
  • 価格や広さ、築年数などの物件概要
まず、マイソクの大半は図面で構成されています。マイソクの3割くらいは図面が大きく掲載されており、その周囲に室内や外観画像、地図などが掲載されています。

画像があるかどうかや、どの画像をチョイスしてるかは、マイソクによって異なってくるのです。

また、マイソクのサイドには価格や広さなどの物件概要が詳しく載っています。そのマイソクを見ただけで、購入検討者が知りたいと思う情報の全てが記載されているのです。

なぜ、マイソクが重要かというと、マイソクは投函用のチラシだけでなく、ネットなどにも掲載されるからです。そのため、ほぼ全ての広告がマイソクを基に構成されているので、マイソクの良し悪しによって集客に大きな影響を及ぼします。

集客に大きな影響を及ぼすということは、不動産売却の成功にも影響するということです。

マイソク作成の注意点

マイソクを作成するときには、より物件の魅力を引き出すような構成にする必要があります。そのため、マイソク作成時には、以下の点に注意しましょう。

  • 訴求ポイントは合っているか
  • 画像の選定は合っているのか
マイソクの作成は基本的に不動産会社が行います。

ただ、その物件の魅力は売主が一番分かっています。そのため、マイソク作成を不動産会社に任せきりにするのではなく、売主自ら確認しましょう。その上で変更したい点などがあれば、不動産会社に伝えることが大切です。

不動産会社側からしても、売主の意見は新鮮で貴重であることが多いのです。

訴求ポイントは合っているか

まず、マイソクの内容と、物件の訴求ポイントが合っているかを確認しましょう。

訴求ポイントとは、簡単にいうと、物件の「魅力」のことで、たとえば以下のような要素のことを指します。

  • 駅や商業施設までの距離
  • 室内の陽当たり
  • 眺望が良い
  • 間取りが良い
仮に、駅距離が近いことが自分の物件の訴求ポイントだったとします。その場合には、マイソクに記載されている駅距離を目立たせるなどの工夫をします。または、「〇〇駅は徒歩3分」や「大型商業施設○○まで徒歩5分」など、物件概要とは別に記載するのも効果があります。

後は、たとえば「間取りの良さ」が訴求ポイントになる場合には、実際に間取り図に書き込むことも、目を引く手段の一つです。

「アウトポール設計」が魅力なのであれば、実際にアウトポールしている箇所に丸印をつけるなどです。

マイソクに余白があれば説明書きで補足しておくと、マイソクを見た人には魅力が伝わりやすいです。

この訴求ポイントを考える上で大事なことは「競合物件の存在」になります。

競合物件と比較した上で「訴求ポイント」を定めないと、差別化できないからです。

たとえば、「駅徒歩5分」が訴求ポイントだと思っても、競合物件に「駅5分以内」の物件がたくさんあれば、訴求ポイントではなくなります。そのため、査定時にも提出されることが多いですが、競合物件のマイソクはできるだけ多く入手しましょう。

その競合物件のマイソクと自分の物件のマイソクを机に並べてみて、自分の物件のマイソクに目が引く要素がなければいけません。

画像の選定は合っているのか

前項の訴求ポイントを踏まえた上で、画像の選定が合っているかを確認します。

マイソクはそこまで大きくないですが、やはり画像の印象は見ている人の印象を左右するので重要なのです。

たとえば、「陽当たり」が訴求ポイントであれば、部屋の中に太陽の光が降り注いでいる画像がベストです。

また、「眺望」が訴求ポイントであれば、バルコニーからの眺望写真を掲載すると良いです。

いずれにしろ、訴求ポイントにあった写真をセレクトしないと、マイソクを見ている人に物件の魅力をしっかりと伝えられないのです。

部屋を明るく撮影

室内写真を撮影するときは、部屋を明るく撮影するように心がけましょう。部屋を明るく撮影する方法は以下の通りです。

  • 太陽光や照明の利用
  • 白基調の部屋
ベストは太陽光が自然と入っている状態です。ただ、天気や部屋の方位の問題もあるので、照明を太陽光代わりにすることもできます。

また、できるだけ白を基調とした部屋の方が、部屋全体は明るく見えます。

さすがに家具を入れ替えるなどは不可能なので、たとえばテーブルクロスを白基調にしたり、クッションカバー-を白基調にしたりという小さい工夫をしましょう。

部屋を広く撮影

室内写真を撮影するときには、部屋をできるだけ広く撮影しましょう。部屋を広く撮影するときのコツは以下の通りです。

  • 広角レンズの使用
  • 部屋の角から撮影
できれば広角レンズを使用して撮影しましょう。広角レンズを使用すれば、部屋は広く撮影することができます。広角レンズがなければ、なるべく部屋の隅から撮影するように心がけましょう。部屋の隅から撮れば、奥行きと広がりが出て、部屋が広く見えるのです。